コース別OB・OGインタビュー


アナウンサーコース

眞方 富美子(長崎文化放送アナウンサー)
2006年3月 社会学部卒

中学生の頃から抱いていた「アナウンサーになりたい」という夢。
その夢を実現させるため,法政に編入してきた眞方富美子さん。
アナウンサーコースの経験を経て,アナウンサーという夢を現実にした今,アナウンサーコースでの活動を振り返ってもらいました。

・アナウンサーコースに入ろうと思ったきっかけは。

 私は2年生の時に福岡の大学から編入して来ました。自主マスは編入する前からインターネットで見たことがあって、東京に来てから、いろんなコースに分かれてやっているというのを知って。中学生の頃から、なんとなく「アナウンサーになりたい」という気持ちはあったんです。だから、具体的な志望動機はなかったんだけど、いろんな人と出会えて、自分の勉強になるんだったら入ってみたいと思ったのがきっかけですね。


・アナウンサーになりたいと思ったきっかけは?

 他の人とはちょっと違うかもしれないんですけど。私は小さい頃からメッセージ性の強いものが好きで、自分にとって伝えたい、なにかもどかしい想いを音楽にして表現してきました。ピアノを始め、フルート、ドラムとか10種類以上の楽器を演奏してきて、自分で音楽を作るのも好きで。でも、自分の想いを曲や楽器に込めて演奏する音楽って、自分は気持ちを伝えてるんだけど、聴く人によって違う印象も与えるし、抽象的なものだと思ったんです。そこでやっぱり、音楽を通して伝えて来た自分の想いや、音楽を通して出会った様々な人たちの想いを、自分の声や言葉で直接表現したいって思ったのが、アナウンサーになりたいという根源だと思います。


・アナウンサーコースではどんな活動をされていたんですか?

 最初は「あえいうえおあお」の発声から始まりました。そのとき講師だった横館さんが、「ロングトーンを30秒以上出せるようになること」って言われて。市ヶ谷キャンパスと多摩キャンパスに分かれて、毎週1〜2回、昼休みにストップウォッチを持っていってロングトーンを計ったり、一生懸命に発声練習していたのを覚えています。それから原稿読みを始めて。その後はフリートークや、フリートークを交えながらパネルトークっていう練習もして。最近新聞に載っていた写真や、テレビに出ていたシーンの写真を使って、それを一枚ずつ先生が「この絵について話してみて。2枚3枚組み合わせてみて」って、1分以内や3分以内でフリートークをしましたね。


・アナウンサーコースの雰囲気は?

 アナウンサーコースはとにかく話好きな人が多いかな。明るくて、周りのみんなのことを考えているし、そういう点では本当に素敵な仲間たちだったと思います。もちろん話好きな人が集まってるんだけど、話すことが今まで苦手だったからうまく話したいとか、それをバネにアナウンサーになりたい人もいるし、みんな明るくて前向きなんですよ。それぞれがひたむきで一生懸命な想いを持っていて、それを実現させようと素直に頑張っていました。みんな仲良しでしたよ。


・授業ではかなり実践的なこともされていたようですが、アナウンサーコースに入って上達を実感できましたか?

 上達できたのかなあ(笑)でも、自主マスがなかったらここまで練習できる環境を与えてもらえませんでした。自分ひとりでなにかを始めようとしても、やっぱり独りよがりになっちゃうところがあるから。そういう環境を与えてくれて、それをサポートしてくれる仲間や先生や先輩がいたから、そこで初めて自分の持っているものを伸ばすことができたと思うし、自分に足りないところを理解できたと思います。


・アナウンサーの基礎となる発音や発声練習を通して、アナウンサーになることへの難しさを感じましたか?

 そうですね。それまではなんとなくテレビを見ていたんだけど、実際に自分が発音・発声とかを練習し始めて、ニュースを見ると、こんなにいろんなことを考えながらアナウンサーは読んでるんだって実感して。ただ読むだけじゃなく、そのニュース・出来事をちゃんと理解して、自分の中で噛み砕いて、それで初めて声に出して表現しないといけないんですよ。私はアクセントや発音に集中してしまうと、伝えるっていうことを忘れてしまって、なかなかうまく話せないっていうもどかしさを痛感しましたね。


・アナウンサーコースでの活動を振り返ってみて辛かった、楽しかった?

 最初は本当に辛くて、毎週土曜日が苦痛でした。なかなかうまく話せなかったし、フリートークもできないし、読みもうまくできないし、「こんなんじゃだめだ」って思いながら。でも、やらないとアナウンサーになれないっていうのがちゃんとわかってたから、なんとか頑張らないとって思っていました。みんなで励まし合いながら、多摩キャンパス付近の仲間といつも行っていましたね。


・アナウンサーコースを経て、アナウンサーになることができましたが、アナウンサーコースの良さはどんなところだと思いましたか?

 やっぱり第一線で活躍しているOBの先輩に、直に触れられるし、そこで最新の情報も得られるし。実際に自主マスで頑張った結果、アナウンサーになった先輩たちを間近で見ると、自分もここで頑張ったらきっとこんな風になれるって、イメージができると思うから。そういった意味で、とても自分の動機付けにもなるし、行動にも繋がるところだと思います。


・アナウンサーコースに入る前、今の自分を想像できましたか?

 うん、できた。私は「なにかになりたい」とか「なにかに受かりたい」という試験もそうだし、いつも何年後かの自分をイメージするんです。イメージしたことで行動に繋がるんですよ。だから、今の自分はずっと前からイメージしていて、この先きっとこうなっているんだって。その想いがあったから、頑張れたと思います。長崎に行くとかは全然わからなかったけど、でも「私はアナウンサーになりたいんだ」って思ったときに、先の自分がパッてイメージがついたんです。よし、じゃあ頑張ろうと思って、イメージを行動に移しました。


・イメージを行動に移した時、自主マスの存在は大きかった?

 そうですね。行動に移すきっかけを与えてくれたのは自主マスだったし、「なんとなく」だったアナウンサーへの想いを形にしてくれたのが自主マスだったから、本当に感謝ですね。


・では今後についてのお話を聞かせてください。アナウンサーとしての目標はありますか?

 自分なりの目標としては、ちょっとしたニュースでも、影ながら頑張っている一人一人の人たちを引き立てられるアナウンサーになりたいっていうのがまず大きくあって。そのなかで、私は報道でニュースを専門にやるから、記事も書くし、自分で取材に行って原稿にしたことをニュースで読むから、そこで取材力をつけたいっていうのが一番かな。すごく不安もあるし、楽しみだし、期待もしてるんだけど。まずは報道で実力をつけたいです。


・アナウンサーを目指す人たちに伝えたいこと。

 私の好きな言葉は「where there is a will where there is a way」(意志あるところに道はある)っていう言葉なんだけど。意志さえ持っておけば、そこに道は拓けてくるから。いろんなことに興味を持って、興味あることに近づくためにはなにをしたらいいかっていうことを考えて。意志をひとつ持って、頑張らなくてもいいから、諦めずに前を向いて行動すること。それが夢を実現するためのキーワードかなって思います。


・では最後に、アナウンサーコースに興味がある人にメッセージをお願いします。

 私もすごく運が良くてアナウンサーになれたと思うんだけど、運の良い人っていうのは、チャンスを掴むための準備がきちんとできている人だと思うんです。だから、自分はアナウンサーコースという環境があったからこそ、チャンスを掴むための準備をきちんとできたんじゃないかなって思います。
 そういう意味で、すごくアナウンサーになりたいという子はもちろん、たとえ、バリバリのアナウンサー志望じゃなくても、アナウンサーコースはいろんな人がいるから、そこできっとなにか新しい発見があると思うから、もし迷ったりちょっとでも興味を持ったら、是非アナウンサーコースを受けてみてほしいですね。それに、やらないで後悔しちゃだめ。あの時こうすればよかったって思うから。とりあえずやってみようよ、気軽にね。


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